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2004年10月

無意識の差別

-今日の遠吠え-

30歳を超えて、20代の自分が予想していた以上に周囲から「負け犬」扱いをうけることに戸惑い、今以上に深刻に傷ついていて、まだ笑いとばす余裕が無かった頃。
仲間の中では学校を出て一番早く結婚をした女友達とひさしぶりに会った。

最近どうよ、歳とったよね気がついたらお互いもう30だね、っていう話から調子にのって、きっと「人並み」「片付いてる」彼女にはわからないだろうなぐらいの気持ち半分で、親戚や心無い年寄りどもから「行かず後家」扱いをされ、はたまた職場のあたまの悪い男どもからは「未婚の三十路おんな」という偏見で、若い女性と比較され、陰で「あのひと結構な歳でしょ」なんてささやかれ・・・。

あなたには、わからないかもしれないけど、というモードで話していたら、彼女が泣き出したのでビックリしてしまった。

彼女はその当時、結婚してから既に7~8年経っていたが子供はいなかった。デリケート且つ極プライベートな問題なので、その理由はわたしは知らない。けれど、きっといろいろな思いや事情の積み重ねでの、彼女たち夫婦の選択の結果が単に子供がいないということだったに過ぎないと思う。

「わかるよ、その気持ち。わたしも同じ切なさを結婚してからずっと味わってるよ。」
と彼女は泣きながら話した。
挨拶みたいに、既婚とわかると「お子さんはいらっしゃらないんですか?」と聞かれる。こころない人は「結婚して長いのにどうしてですか?」と無神経な干渉をしてくる。
夫の実家に行けば、こどものいるほかの兄弟夫婦と比較され、「子供を産んでいないあなたは長男の嫁失格、あんたたち夫婦は半人前」と言わんばかりの苦言をはかれる。

お互い自分の選択を自分でできるおとなになったはずなのに、どうして一人前って認めて貰えないんだろうねと、「オレッてもうオジサンだしぃ~」とか後ろで、受け狙いの若者がギャーギャー騒ぐ声が響く居酒屋で、おんなふたり涙した。
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今日はちょっとまじめモードっす。

ずいぶん前のことだけど、TVでアメリカのハイスクールで人種差別を無くすための教育活動をしている、アメリカ人女性教師のドキュメンタリーをやっていた。

日本人として日本の社会で生活しているとわからなかったが、人種差別ってこんなに実は未だに根が深いんだとあらためて驚いてしまった。

先生が教室で生徒たちにまず質問を投げかける「あなたは自分が人種差別をしていると思うことはありますか?」ほとんどの生徒が「NO」と答える。
では、自分が人種差別なんてしていないと思う理由を聞かせてください。とアングロサクソンの生徒をひとりずつ指していく。

「だって、僕には黒人の友だちもいます。」
「わたしは、いつも黒人の友達を認めています。『お前はマイノリティだけどいいやつだよな』と。」
などなど・・・。

「なるほど、ではこれから授業をはじめます。」と先生はわざと、白人の子だけ床に座らせてマイノリティの生徒だけを差別的に優遇したり、白人の子だけ厳しくしかったりと「白人差別」のパフォーマンスをしながら授業をしていきます。すると「なんで、わたしは白人なのに、マイノリティのあいつらが優遇されるんだ!」と癇癪を起こす生徒が出てくる。そして先生はそこで問いかけるのです。「あなたに今こみ上げてくる屈辱感はどこからくるかわかりますか。」と。
そうして、何人かのかしこい生徒は「自分は白人なのでマイノリティの彼らより優遇されるべき」という意識が自分の根底にあることに気づいていく、というすばらしい授業でした。

この授業を見ていて「人種差別」って見た目からきているからすごくわかりやすいけど、日本の社会に生活していても、差別だらけだよな、と思った。
そして「結婚していない三十路おんな」「こどもを産んでいない女性」ということで、人並みじゃないという差別を自分も日常的にうけているんだな、と気がついた。

先の授業で、もうひとつ興味深かったのは、最初に先生は黒人の子にも質問をします。
「では、あなたは今白人の子が答えたように『お前はマイノリティだけど・・・』という言われ方をして、不快に感じたことはありますか?」ほぼ全員が「Yes」と答えていた。
けれど、そんな屈辱を日常的にうけながら、彼らはまるで、でも生まれたときからずっとそうだしなぜ今さら?と言わんばかりにキョトンとした表情をしていたことでした。

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なぜ手が好きかって

-今日の遠吠え-

ぽーちゃんは手のきれいな男のひとに弱い。私も男の人の手が大好きだ。
なぜ?って思ったら竹内久美子著「私が、答えます」に答えが書いてあった。

人間の体がつくられる時、遺伝子達がそれぞれ、たとえば私は髪の毛!私は心臓!とか一個の仕事しか担当していないわけではなくて、ひとつの遺伝子が複数の仕事を受け持っているらしい。だいたい、心臓とか脳みそとか生命維持に重要な役割を果たすパーツを形成する仕事と、髪の毛とか指とか、まあ無くても命にはかかわらない部分の軽度の仕事とを掛け持つように、バランスよくできているという。まあ、神様ってすごい。

で、なぜ手に異性の魅力を感じるひとが多いかといいますと、

生殖器を受け持っているのと同じ遺伝子が、手を作る仕事をしている

からだそうです。どきどき。

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先週の日曜日、念願の「人体の不思議展」へ行ってきた。
ナマの脳みそも触ってきたよ!

「隠れテッちゃん」同様、ずっと忘れていた、というか自分の中で無意識に隠蔽していたのかもしれないが、私はけっこう「人体フェチ」だということを思い出した。

子供のとき家にあった小学館のこども百科事典全24巻のうち、「昆虫の世界」とか「数字の不思議」とかはほとんど開いたことが無かったのに、忘れもしない第10巻「ひとのからだ」だけは背表紙がボロボロになるまで何度も眺めていた。

おとなになっても、鍼灸院で横になると先生のおしゃべりも上の空で壁に貼ってある、ツボと神経の分布図みたいなやつばかり見つめてしまう。
嗚呼、人体模型大好き。

ひととおり、皮を剥かれたり、輪切りにされつつも、芸術的なポーズをとった本物の人体のすばらしさを堪能し、出口の売店までたどり着いたら、はしゃいでる私とは裏腹に途中で気持ち悪くなっちゃったぽーちゃんが、「ねーねー、hidebooの好きそうなものが売ってるよ。」と手招きする。

↓3,000円の出費も惜しまず、迷わずGet。

20041027model_1.jpg
箱を開けると、手書きの組み立て説明書が入っていた。多分手作りだ。
この、薄紙でくるんだ紐の結び方もなんともいえない。

20041027model_2.jpg
ばらしたところ。

20041027model_3.jpg
ほんとうに、人間のからだって無駄なくうまくできてると思う。

ビバ人体!

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訂正:地震の夜の「思い出」(笑)

大変です、ねえさん!きのうの記事が波紋をよんでいます。(笑)
「hidebooさんは、おとといラブレターを書いちゃったの?、大丈夫かな?」という話になっている、らしい。(^^;
すみません、あの話の一行目に「うんと昔の地震の晩の出来事、」と書くのを忘れちゃいました(笑)
そんな、もう、今進行中の恋のはなしなんて、みんなにはナイショに決まってるじゃないですかっ(^_^)

と、見栄もついでにはってみる(T_T)

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地震の夜に

-今日の遠吠え-

ちょっと気なる彼のことを考えながら「好きって言ってみようかなー」ってお布団の中で携帯でラブレターを書いた夜。
でも「なんちゃって、うふっ」とそのまま送信しないで、パタンと携帯を閉じてうとうとしてたら、小さい地震があった。
うわ、今何時だよ・・・と思って、枕もとにホッぽらかしていた携帯のバックライトをつけて時間を見ようと思ったら、うっかり送信ボタンを押してしまった。
その、自分の気持ちに自信のない(シャレじゃない)ラブレターメールが意に反して飛んでいってしまった。
そのことがきっかけで、その後、そのひとと妙にアンビバレンスな関係となってしまい、長いこと苦しむことになった。きっと彼もそれなりにいろいろ傷ついたことでしょう。

言わない後悔より、言った後悔。

教訓。
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今夜は、私をいつも支えてくれるお友達と「地震すごかったねー」という話からはじまって、ずいぶん長いこと夜更けまでおしゃべりした。他愛のないおしゃべりの中で、背伸びをしたりつっぱてたりして、なかなか心の底から認められなかった、自意識や今心にかかえているわだかまりの原因にふと気がついて、それを今夜はなぜか受け入れることができた。
「そうだね。」って素直に受け入れたら、ポロポロと泣けてきた。
そして、ここからもう一度はじめよう。という気持ちになった。
まずは、朝は早く起きよう。煙草はやめよう。毎日ちゃんと綺麗にしていよう。
・・・自信ないけど(^^;(シャレじゃない)

台風のわくわくもそうだけど、地震にも何かがあるのだ。
大きな災害や戦争のときは統計をとると出生率が上がる傾向があるそうだ。
生物として生命の危機を感じると、遺伝子が後生に自分の遺伝子を残すように働くという説だ。

私の場合もそうなのかしら?もっとしぶとく生きようという力を遺伝子が出したのかしら。
まだ、後生に遺伝子を残してないから。(笑)

地震の夜には何かがおきる。

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台風トカゲとアドレナリン

-今日の遠吠え-

恋をするたびに何もおきていないうちから盛り上がって、毎度ギャーギャー騒ぐ私を見かねて友達がいいました。

「ノイローゼの人と、恋愛中の人って同じ脳内物質が出てるんだって。」

へぇ~69、  ぐらい。
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実際に恐い目にあわれたり、被害を被ったことのある方には申し訳ないが不謹慎にも、台風がやってくるというと子供のころからワクワクしてしまう。

予報ほどでなく過ぎ去ってしまうと、なぜか後で「ちぇっ。」とか思ってしまう。

でもですね、万国共通おとなもワクワクなんですよ、やっぱ。わざわざ名前つけちゃうなんて
各国代わりばんこで競って(?)命名ってのもなんか、かわいい。あはは。

欧米はひとの名前が多いみたいですね。有名なので「キャサリン台風」っていうのがありましたが、特に女性の名前をつけてあるのが多いような気がするのは、調べたら第2次大戦中の気象業務担当者がそれぞれ自分の妻だの彼女だのの名前をつけてたらしいですね。
日本語で考えるとおかしいっすよね。

「秀子が急激な速度で猛威を振るっています。各所に大きな被害が予想されるます。」
「秀子に関する警報が発令されました。」

とか。

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キッチンのダーリン

-今日の遠吠え-

本日は毒抜き(笑)

今日ぽーちゃんにお昼何?ってきいたら、けいぽんちさんがが作ってくれたサンドイッチとのこと。
そういえば、いつか酔っ払って泊めていただいたとき、ブランチにけいぽんち製サンドイッチをご馳走になっておいしかったなぁ。「けいちゃんはサンドイッチ上手なの。ねっ」って。ぽーちゃん。
どこん家のカップルも、普段お台所には立たないダーリンでも、みんなひとつくらい、ダーリンキッチンお得意技があったりする。

ともだちのだんな様はピザを生地から作ってご馳走してくれる。
別のともだちのダーリンは、バーベキュー奉行だ。
そのまた別のおともだちのだんなさまがゆでる枝豆のゆで加減は絶妙だ。
そのまたまた別のおともだちん家では食後のエスプレッソを淹れるのはいつも旦那さま。
別のおともだちダーリンは寿司職人だ。(これはちょっとちがうか^^;)
そして何を隠そう家の父は魚を下ろすのが上手い。

あー、憧れちゃうな、いいないいな。なぜか私はキッチンに立ってささっと何かをおいしく作ってくれる男性に、とても品のいい男の色気を感じてしまうのです。

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そうそう、さんまご飯をご馳走になった会のもともとのテーマは、お友だちの旦那様、のるちゃんの作るおいしいピザを食べよう!という趣旨だったの。

20041020pizza.jpg

ほんと、おいしかったなぁ。同席した別のお友達夫婦は、その後数日間ピザを食べたい衝動に駆られる「ピザ病」にかかっちゃったくらいだったの。(笑)

20041020pizza_2.jpg
何より私がおどろいたのは!ガスレンジのお魚焼くグリルでピザができちゃうこと。
あの、サイズ実はいろんな具で、ちょっとづつ何枚も焼くのに丁度いいのです。
そして、切り分けやすいし。ガスの焦げ具合も丁度いい。
アルミホイルをひいて、まずは生地だけ軽く焼くの。それから具をのせて焦げ色がつくまで焼くと丁度いいようです。お試しあれ。

みんなで、「のるちゃん、マジお店開けるよ!」ってあんまりほめたら、奥様が「じゃ、会社終わったあとも稼げるね!」とすかさず突っ込んでおりました。(笑)

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鼻毛もしたたるイイオンナ

-今日の遠吠え-

むかし彼氏に「お待たせ~」って、ドラマみたいにおしゃれなカンジで駈け寄り、コンバーチブルの助手席に飛び乗った瞬間、

「あれ、鼻毛で出てるよ。」

って言われた。
「えっ(汗)、それで今一瞬じっと顔見てたの?」って聞いたら。

「うん、鼻毛出てても今日もキレイだなあって思って。」

彼のすばらしさが今ならわかる。

これ、うそのようなほんとのはなし。

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恐るべし、Amazon recommend サービス

-今日の遠吠え-

続・負け犬だけど、涙がでちゃう

わたしの良きカウンセラーであり、オンナゴコロをわかってくれる男性と信頼してやまないYさんにぶつけてみる。

「ねえ、どうしてオトコはどいつもこいつも、ナヨっとした女からみたらカマトトみたいな、自分がカワイク見えるかいつも計算してるみたいに見えるオンナばっかりちやほやするの!?一生懸命賢くなろうと強く自分らしく生きたい!ってがんばってる方が美しいと思って自立しようとすればするほど、『かわいくないオンナ』扱い。だいたい、そのがんばってる裏に自分の弱さと戦ってる『かわいさ』とか『成熟度』とかそういうものが想像できんのかね!まったく、ぷんぷん」

「そんな、薄っぺらな男は相手にしなければいいじゃないですか。あなたはそういう、男に選ばれることばっかり考えているような生き方したくないんでしょ?そういう女性達を羨む必要なんてないじゃないですか。」

さすが優しいYさん!やはり聡明なおとなな男性だ。オンナとして生きる勇気がわいてきたよ!あなたは本当のオンナの魅力がわかっている!!





「・・・でも、やっぱり、
・・・オトコはあなたの言うカマトトっぽい女性のほうが好きですね。」

「大抵のオトコはそうですよ。」

※ クリック 。

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ああ、毎日更新目標なのに3日もさぼってしまった。だって3日連続宴会だったんだもーん。

ぽーちゃんおすすめの「アドラーの心理学入門」をAmazonで注文したら、早速りっぱなHTMLの注文確認メールが来たの。
メールの右側に、「次回アクセス時のおすすめ」とちゃんとメールにも私へのrecommendピックアップが。
さすがだ。と・・・

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さんまごはんとツイングリラー

-今日の遠吠え-

嗚呼、TVショッピングで廣田さんのパフォーマンスを見る度に驚異の万能鍋「ツイングリラーが欲しくてたまらない。

さっきも、もし私が電撃とかで、この商品が健在のうちにお嫁にいくことになって、友だちに「お祝いなにがいい?」とか聞かれちゃったりしたら、ツイングリラー!っておねだりしちゃおうっと。2~3人でプレゼントしてもらうなら、お値段もそれほど負担にならなくてちょうどいいんじゃないかしら。などと図々しい空想にふけりながらTVに見入ってしまった。

むなしい・・・。

寝よ。

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秋ですね、さんまの季節ですね。今年はさんま豊漁だそうです。

20041013sanmagohan.jpg

さんまごはんをご存知?私、先日はじめてお友だちのお家でご馳走になりましたの。
作り方はいたって簡単。(って作ってもらっておいて何だけど。)

土鍋に研いだご飯をいれて、塩とおしょうゆで普通の炊き込みご飯のごとく味付け。出汁コブと頭とワタをとった丸のままの秋刀魚をごろんとのっけて後は普通に炊くだけ。炊き上がったら、骨離れがよくなった骨をはずして、ご飯と秋刀魚をよくまぜていただきます。
ほんとは頭とかワタとかもつけたまま、炊いちゃっても鮮度がよければ、それはおいしいそうです。ただし、この場合は時間が経って冷めてくると臭みが出てしまうらしいので、この日はちゃんとあたまとワタを落としてくれました。

さんま、大好きです。やっぱ旬のときは大根おろしで塩焼きが一等賞ですが、今年みたいに豊漁で、デパ地下なんかで一皿いくら!みたいんなカンジで大量に入手したときは、うちではぶつ切りにして、生姜いっぱいの、ちょっと甘辛濃い目の味付けで、圧力鍋にかけて骨まで柔らくなるまで煮ます。ご飯のおかずにぴったりです。

おたくの自慢の秋刀魚料理、教えてください!

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負け犬だけど涙がでちゃう、
だっておんなのこだもん。

-今日の遠吠え-

昔友達だった男が熱い目で語った。
「その子が俺の前で辛いと泣いたのを見たときは、何でもしてあげようと思って。」
彼と同じ職場のある女性がとてもひどい境遇でかわいそうだというのだ。

聞けば、派遣で配属されたチームが嫌なやつばかりで、自分が思っているような仕事をさせてもらえない。ということらしい。ふ~ん、別段大した能力があるわけでも無いみたいなのに、三十路面さげてナルシストで思い上がった女だなと思った。いかにも情にもろそうな彼の前で涙するなんて、けっこうシタタカだなとも思った。

「いや、ほら彼女って意外に自分があるタイプっていうか。」
こいつバカだ。はたからどんなにチンケに見えても自分が無いやつなんていない。
要は艶に溺れて、公私混同も辞さない勢いの彼。ちょっとみっともなくて、やっかみ半分で言ってみた。
「でもさ、彼女甘ったれてるよね。あたしはもっとひどい状況だったけどね。」

「いいんだよ、あなたは強いから。」

なんだかものすごくムカついた。
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本棚の整理をしていたら、「だいじょうぶたいしたことないから」という本が出てきた。もう6~7年前、30代突入の不安とともに、身もこころもボロボロに疲れて、前の会社を辞めるときに、職場のデザイナーの女の子がお餞別にくれた本だった。別段特に親しいという間柄でもなく、感受性の強そうなその彼女のほうが人目もはばからず仕事中に泣いてたりして、私のほうが「おい、大丈夫かよ」と慰めたくなるような感じの女の子だった。私の表向きの退職理由は、方向転換と健康上の理由であったけど、そんな彼女はこの本を突然プレゼントしてくれた。
たしか、当時はあまり意味のわからない部分が多くて、ふ~んぐらいの感じで本棚の奥で眠っていた。
今になってもう一度読みかえしてみたら、ものすごく感動した。
すぐに本屋にいって、著者伊藤 守氏の本をまとめて2冊も買った。

しかし、この手の本を本屋で買うのは実に恥ずかしい。
「あたし、悩んでるんです。」って言ってるみたいで。
裏返してみたり、あんまり読みたくもない堅めのビジネス書なんかの間に挟んでレジに出してみたりしてしまう。エロ本買う男子の気分だ。この間仕事の関係で週間プレイボーイを買ったときのほうがまだ堂々としていた気がする。(笑)


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だっておんなのこだもん。"

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ダメダメ健康診断

-今日の遠吠え-

先日会社で、打合わせから席にもどったら、机の上に全員健康診断の事前問診票が配られていた。
「あれ?hidebooさんだけ、どうして紙の色が違うんですか?」と隣の20代の同僚が言う。
ふと見ると、周りの同僚たちはほとんどピンク色の紙が配られているのに、私だけ緑色だ。なぜ?と思いつつ問診票の上に崩れかけていた書類の山をどけると右上に裏移りしそうなぶっといマジックで、

「※35才時検診」

と大きく書かれていた。差別だ。と、軽い被害妄想におそわれた。
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おとといの健康診断は、この方とタメを張れるくらいダメダメだった。

ダメ1:
予約時間に遅刻しそうになり、病院まで3分ほど走る。受付で息をきらしながら、これから血圧はかったり、35歳検診だから検査項目数が多いため、試験管1本分今まで経験したより多く血を抜かれることに気付いて不安になる。
ダメダメである。

ダメ2:
受付で渡された検尿カップを手に、廊下で若手男性同僚とすれ違う。いかにも「あたし、今からおしっこ取りに行って来ま~す。」ってカンジでちょっと恥ずかしくなり、反射的に照れ隠しのつもりで、すれ違いざま会釈の変わりにおどけて、空のカップを軽く掲げ、まるで「カンパ~イ」みたいなポーズをとってしまう。余計恥ずかしくなる。ダメダメである。

ダメ3:
血圧は、設置されている自動血圧計で自分で計る仕組みだ。小さなトンネルみたいなやつに腕を通して、スタートボタンを押すとシュウ~とトンネルの中の袋に空気が自動充填されて、腕が絞まっていく。が、何かすごく肘の間接が締め付けられて非常に痛い。えっ、なぜ?と思って、前に書かれている説明を良く見ると、※必ず肘当て部分に肘が置かれていることを確認して正しい位置で測定してください。と書かれている。よく見ると私の肘はトンネルの中、肘当てらしきくぼみはトンネルの向こう側にあった。あわてて、計りなおそうとすると、さらに「連続する場合は5分以上時間をおいてください。」と注意書き。
うへ、聴力検査だのレントゲンだの次のメニューに進まないと後から来た人の大迷惑だ。まったくダメダメである。

ダメ4:
とりあえず、血圧がうまく測れなかったことを看護婦さんに伝えると、「後で待ち時間がどこかでありますから、その時にでも計りなおしてください。」と言われ、とりあえず次の身長測定メニューへ進む。
最近はいろいろ自動だ。台に乗ると自動で上からバーが降りてきて、頭に触れたところでピッとデータが出るやつだ。簡単、簡単、と血圧計の失態を取り戻そうとキビキビと測定器にのる。「すみません、後ろのバーに寄りかからないでください。」と看護婦さんに注意される。えっ、と後ろを振り返ると、※このバーに寄りかからないで下さい。と、台に乗る前に誰もが見えるようにすごく大きな文字で書かれていた。ほんとうにダメダメですみません。

ダメ5:
その後、恐怖の採血、心電図など、いくつかのメニューは難なくこなしようやく気を取り直して、健康診断も終盤戦へ。と、先ほどより待合室が混み合って来た。「では次は先に問診のほうを受けてください。」と誘導役の看護婦さんに指示を受ける。そういえば、さっき先に来ていた同僚は私がおしっこを採り終わって戻ってきてもまだ、待合室で問診の順番を待っていたっけ・・・。そうだ、今がさっき失敗した血圧を測りなおすチャンスだ。と待合室の片隅の血圧計に、再び腕を通しスイッチを入れる。今度はぎゅっと気持ちいい感じで二の腕が絞まっていく。とその瞬間「あら?さっきの問診待ってらした女性の方は?」と看護婦さんの声が待合室に響く。私のことだ。まずい、混んで来たから問診の順番を調整してくれていたのだ。思わず、ぎゅっと絞まって抜くに抜けない片腕を血圧計のトンネルに突っ込んだまま、軽く椅子から腰を浮かして振り向いて、「すみません、私です!さっき失敗しちゃって、血圧測り直してて、今終わります・・・」と待合室の真ん中で言い訳を叫ぶ。目線を血圧計に戻すとそこには※測定中にはしゃべったり動いたりしないでください。正しい値が測定できません。と書かれていた。
まったくダメダメである。

ダメ6:
そういうわけで、問診の順番はとばされ「では、先にレントゲンへ」と急遽メニュー順序の変更を言い渡される。レントゲン室で準備を整えて、レントゲンの台に上がる。
「頭上注意してくださいね。」
「はい。」(ゴツン。)
言われたそばから、肩を固定するバーに頭をぶつけ、レントゲン技師に笑われる。


いろいろあったけど、検尿コップをこぼしたりしなくて、ホントによかったと思う。

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追伸、郵政公社

200410040848000.jpg
あれだ、ゆうパックのCMで織田裕二がバックの赤い壁を打ち破るアクションは、「ここが、歯周ポッケト。」とかいいながらデカい歯の模型をたたく、デンターTのあれと同じだ。


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