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2005年6月

瞳のかがやき

- 今日の遠吠え -

久しぶりに実家に帰ったら、
「あんた、目に何か入れてるの?ほら流行の色のついたコンタクトとか。」
母も父も口を揃えて、私の顔を覗き込んで言う。

「何か変よ、キラキラしてびー玉みたい・・・」

キターッ!(>з<)
やっぱ、内面のキラキラ感とかイキイキ感とか、わかっちゃうのかしらね、もー親子だなやっぱりっ。
恋でもしてるの?なんて聞かれたら、何て答えましょう、いや~ん。

「何かどっか悪いんじゃない?

あんたも中年なんだから気をつけないと。

内臓疾患は目に出たりするから。」

・・・。

あーいやだ。
老人と中年だけの家族って。

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金賢姫は美しかった。蜂谷真由美と名乗っていた頃、報道で映し出される何かを秘めた意思の強い彼女の頑なな眼差しはすごい迫力だったのを覚えている。
でも数年後、アメリカに移り住み、すっかり洗脳もとかれて著述活動を始めたりして再び公の場に映し出された彼女を見たとき、正直「あれ?こんな普通のひとだったけ?」と思った。
「今、女として・・・」なんてタイトルの本を書いたりしていたが、今よりあの頃のほうがあんた、女としてスゴイ惹きつける何かがあったよと思ってしまった、不謹慎だけど。
着ているものも洗練され、美しくウェーブのかかった黒髪、あの冷淡な表情から一変して不用な緊張感から解かれた優しい微笑み。けれどなぜか、存在は薄々知りながらもベールにつつまれ世界の誰もが実際に目にしたことない美人工作員として始めて公の目にさらされた彼女のほうが確実に美しかったのだ。

もうかれこれ7~8年前の話になるが、私実はうっかりいわゆる「マルチ商法」の世界に足をつっこみそうになったことがあった。合法で後ろに手がまわることもなく、幸い救ってくれる人にも恵まれて、たった3ヶ月のことではあったが、今になって思えば普通じゃ体験できないものすごい貴重な経験であった。

なんといっても印象深かったのは、その集団の人達のキラキラ感だった。

そういう世界には群集心理を利用したマインドコントロールが多かれ少なかれあることは皆さんご存知のことと思うが、大音響の音楽とか、カリスマンの巧みな話術とか、そんな小手先のテクニックじゃなくて、「わたしもこの仲間になったら幸せになれるかも」と信じ込ませたもののひとつに、そこにいるひとたちがなぜか「美しい」というのがあった。
目の輝きがちがうのだ、立ち居振る舞いの姿勢が何と凛々としていることか!

北朝鮮のマスゲームの美しさ。喜び組みの笑顔・・・。
多分彼らは「こういう風に笑え」といわれてそうしているのではなく、本当に将軍様に仕えることにこころの底から喜びと誇りを感じ、一点のくもりも疑いもなく踊っているから怖いくらい美しいんだと思う。
ほかに選ぶ道を許されず、そうしているとしても。

さて、自分で選択して迷わない。
生き方が多様化して選択肢が多い今日この頃。
「負け犬」なんてささやかれても、凛々と美しくこれがわたしの生きる道!と輝いていたいものです。

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ダメな女

- 今日の遠吠え -

ダメな女はよく嘘をつく。

他人にもつくが、自分自身にも嘘をつく。

村上 龍 著「ダメな女」(光文社文庫)より

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ぽーちゃんがDVについて書いている。

暴力を認める理由なんて何も無い。私もそのとおりだと思う。強者が弱者に、例えば男が女に、ぽーちゃんが言っている脅しや束縛も含めて暴力を振るうとき、一方的な態度や圧力で相手を思うままに征服しようとする心理がそこには隔されている。俺がいいと思えば一方的に俺の理屈を通していい相手だという卑下と驕りが潜んでいる。
自分以外の人間をエゴのためにそんな風に縛ることを認めていいわけがない。

でも、やたらと暴力をふるわれることが多い場合は、やっぱり暴力をふるわれる側にも理由があると考えたほうがいい。

それは多分「自分に嘘をつく習性」。
と、ひと口に言ってもなかなか難しい。だいたい「自分の本当」って何よ?とわからなくなってばかりだ。
誰だって弱い。寂しさに耐えるのは辛い。失いたくないものだってたくさんある。
そうして、うっかり自分の素直な感じ方で堂々と立っていることの大切さや、その深いすがすがしさを忘れてしまう。
強くあるためにはエネルギーがいる。ときには自分をごまかしてしまったり、周りに合わせてかっこつけちゃったほうがつかの間は楽だったりする。
そうしているうちに、だんだん自分に嘘をついていることすらわからなくなる。

皮肉なことに、相手を征服したがる輩はそういう嘘つきが大好きだ。
嘘つきには、おまえへの愛が故になんて言いながら暴力を正当化する嘘つきがよって来る。

ダメな女はダメな男にしか出会えない。
いい女しかいい男には出会えない。

世の中どうやらそういう風に出来てるらしい。
スピリッツカーストみたいだ。
是非皆さんも下克上をめざしてください。

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