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予想GUYな白馬に乗った王子さま

今日は、60をちょっぴり超したちょいワルなおじさまと、40代の先輩の女性という超おとなな顔ぶれで、いつもの赤提灯に立膝のわたしの日常とは一味違うムードで、隠れ家的な恵比寿の素敵なお店でお食事をした。

下戸の先輩お二方をさしおいて、お言葉に甘えさせていただき、図々しく私だけ上等な焼酎をお洒落なグラスで頂いちゃったりしつつ、いい気分になったところで。

「実のところ、恋愛がめんどくさいと思うようになっちゃった。」「そうそう!」という話で盛り上がった。

自分で言うのも何だが、多分相対的にみると私はモテないほうではないと思う。まあ、どこからの線を「モテる」とするかという尺度によって、前言は正しい見解か、まったくのカンチガイであるか微妙なところなのだが(笑)、本人はおめでたいことに「あたしだってその気になればね。」と固く信じ込んでやまないわけである。

ちょっと前までは、そんなチャンスというかわずかな雰囲気や、自分の気持ちのときめきを察知したならば、実際にアクションを起こすかどうかは別として、心の中では「ここは積極的にアピールよ!」「いやいや先に手の内を見せたら負け、まずは相手からアプローチさせるようにする方法を考えるのよ。」とか、ひとり恋愛作戦会議が始終開催され、本屋では恋愛啓発本コーナで足が止まり、新しい下着を選ぶ基準が変わり(役に立ったためしが無い)と、一気にお目めにお星様モードのスイッチが入っていたのに。

今だって数は減ったが正直無いわけじゃない、あーこの人好きだなあたし、あるいはこの人あたしのこと好きなんだなーと思う瞬間。以前だったらそんなタネ火が眼に入ろうものなら、消えちゃったら大変とばかりに、灯油でもダイナマイトでも持って来てなんとか盛大な花火を打ち上げんと張り切っていたところが。

めんどくさい。

刺激はすくないけど、のほほーんとひとりで楽しむペースが出来上がってしまい、それを今さら乱すようなエネルギーがもったいない。そのタネ火が見たことも無いほど魅力的な光をはなっているか、あるいはほおっておいても自然に燃え上がってくれなければ、万一それが最後の灯火だったとしても、まあそれはそれでしょうがないかー。といたって事勿れ主義になってしまったのだ。

そういう火を見つけると、敢えて炎上しないように、気付けば意識的にコントロールしようとしている自分が。

そんな自分の反応に実のところ、自分が一番予想外でちょっと扱いあぐねている。
もちろん恋愛は魅力的だし、できれば一生現役、おんなでありたいという気持ちも健在。
さすがに、いつか誰にでも白馬の王子さまがやって来てとかいう幻想を心底信じているわけでもなく、恋愛には努力とか勇気とか「その気」とかはたまた「陶酔」とかいうものが大抵の場合は重要だということも知っている。

自分が実際にこの歳になる前は、きっと「いき遅れた」おんなはますます焦り、時には妥協なんかしながらもっと恋に貪欲になるか、あるいはなかばあきらめに近い卑屈な気持ちになるもんだとばかり思っていた。でもそのどちらでも無いのだ。

このまま、ずっとひとりで寂しい人生になってしまったらどうしようという不安をよそに、ぜんぜん別のところで、無理やがんばったりとかしたくないと決め込んでいる。

見目形がうんちゃらとか、歳の差がどうだの、キャリアだの持ち物だの育ちだの吊り書きの良し悪しなんて実はどうでも良くて、私が臭い匂いにガマンし、しんどい思いをして牧場に出かけていかなくても、茶色い馬だろうが足の短い農耕馬でもいいからあちらから出向いてくれて、気取ったセリフなんてまわりくどくて鬱陶しいからノーセンキュー。「後ろに乗る~?」とわかりやすく気取らずエスコートしてくれて、気立てがよくていっしょにきゃははと笑えて、このひとの後ろならお尻痛くなく長時間の乗馬もオッケーそうかもと思えるひとが現れたら、その人が私の王子さま!
そのときは、まあ鞍によっこいしょっと跨るぐらいの労力は喜んで惜しみませんよ。ぐらいの余裕をぶっこいている状態なのだ。(実にわかりにくいですね、すみません。)

高い理想は捨てなきゃダメよ。とか何か恋愛に幻想抱いてない?とかお決まりでアドバイスを頂戴するが、
妥協どころか、棚からボタ餅が落ちて来るのをまっているような図々しさ。

ある意味、白馬に乗った王子さまを待っているのに違いはないのですが、どうやら自分で想像していたのとはだいぶニュアンスの違う王子さまを「待っている」ようで。困ったものです。

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コメント

おはようございます!
素晴らしい記事ですな^^
楽しく読みました。うんうん。挿絵を入れたら
飛行機の中の雑誌の、ちょっとひとやすみ的な
コラムにぴったりだなーなんて☆

と。ぜんぜん違うところで反応をしてしまいました。
恋愛なんて、あせってどうのこうのできるもんではないと
思うよねー。がんばって変わるもんでもないし。
最近は、ビジネスと同じで、どんなにいいネタでもやっぱ、
最後はウンだよな、というか、機が最重要なんじゃないか
と思ってるのよ(笑)
サイコーのタイミング、その運命的な何かこそがポイントかと(笑)

きゃー。お仕事遅れちゃう!急がなくちゃ!


投稿: ぽー | 2007/09/28 07:16

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