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「30女という病」を垣間見る

さて、美容院で不本意ながらあてがわれた「VERY」。
気を取り直して、そうよ、普段だったら自分から絶対に手に取らない雑誌、
この機会を情報収集に生かしてこそ、デキル女よ!とか何かの自己啓発本のフレーズが頭をよぎり、素直に開く。

しかし、タイトルがすごい。


狙っているのは「二度目の結婚指輪」

再婚のすすめかと思ってタマげたら、そうじゃなくてダンナにおねだりする次の指輪についてらしい。
あたしなんて、一度目すらもらったことないですけど、何か?
いや、そこじゃなくてですね、気になったのは、
なぜ単なるダンナからのプレゼントじゃなくて「結婚指輪」とあえて表現するのか意味不明。

独身の友だちと久しぶりに会う日は・・・

シーン別のコーディネートみたいな、特集なんですが。
どうも「独身の」っていうところが、ひっかかるのはひがみ根性がゆえでしょうか。
いつもは着ないちょっと大胆な・・・みたいなコメントがついていて、なんだかやたら意識過剰ぎみにピラピラした女子っぽいコーディネートになっています。独身女子をバカにしてんか?あ、すみません、やっぱり単なるひがみですね。
っていうか、そもそも友だちに会うんでしょ、別に相手に媚びて作りこまなくたって、そんなときこそ一番自分が着たい「自分らしい」服を着てけばいいのにって思います。まあ、浮きたくないって心境もわからなくもないですが。

↓そして、このスタンスと相反してすっごい矛盾しているメイン特集に30代主婦の心の激しい揺れっぷりを見ずにはいられません。

「主婦らしい」私が今の誇り!

意味不明。
え?主婦は主婦でしょ、OLはOLでしょ。パラサイトはパラサイトでしょ(古っ)。
なぜか声高に大きな文字で「誇り!!!」との主張に違和感を感じ。

ほほぉ、なるほど「主婦くさい」ではなくて「主婦らしい」気品やあたたかさを醸し出してるあたしを見て!
みたいなことらしい。
でもこれ、ファッション雑誌でしょ?
エレガントに見えるようにとか、クールな私をアピールとか、アクティブに見える着こなしとか、自分の内面の一端を演出する装いとかスタイルってのは真っ当だと思うのですが、「どこそこの生徒です」とか「警察官です」とか示すための制服じゃあるまいし、なぜ「あたし主婦です!」っていう身上を私服だってのに誇示しなければならないのか、やっぱり意味不明。


どれもこれも、まったくもって意味不明!
理解不能!
ワタシ、ゼンゼン、ワカリマセンネェ~


・・・うそです。


本当は何でかこころあたりがあります、あたし主婦じゃないけど。
知っているけど、あえて目をそらしてみました。

それは、独身のわたしにも身に覚えのある共通の「病」のせいだから、多分。


その病については、石原壮一郎さん の、この本に書いてあります。

あたし、「アエラを読んでしまう・・・」どころか、「アエラに取材されてしまう悲劇」だし(笑)

「大人養成講座」で有名な著者ですが、本当は石原さんオヤジの皮を被ったオバさん(オバジ)ではないかと思うほど、30女自身である私たちも気づいていなかったというか、ひた隠しにしてきた(つもり)の、心の底にこびりついてるモヤモヤを手に取るようにわかってらっしゃる。そのモヤモヤの素を的確に深く見抜いている視点にドキリとさせられ、そしてまた理解されることの快感をもおぼえます。

「病気に例えるなんて!」「バカにしてるわっ!」と一瞬怒りたくなりますが、そんな反応を思わずしそうになる自分を冷静に振り返ると、やだぁ~皮肉ねぇ~アハハ、と笑えず過敏に反応しちゃうところがそもそもやっぱりビョー的かしらと思います(笑)
著書の中で、繰り返し「お世辞ではなく、30代の女性はもっとも魅力的」と表現してただいてますが、多分これは辛辣な指摘についての言い訳でもおためごかしでもなく(たぶん、きっと、じゃないかな・・・)、本当に愛ある視点だからこその、不快・・・いや間違えた、深い洞察による描写と思うので、病気呼ばわりもあえて許せます。
許せちゃうこころの広い私、やっぱ大人よねぇ~。
こころの広い「おとな」な私が今の誇り!!(病)

あなたも、この本読んだらきっと30女がおかしくも愛おしくなること間違い無しです。

読んで愛して!お願い。(笑)


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コメント

とみーさん、あなたは、
つぼメイト
で、ボスざるのとみーさんよね!?

tommyさん、さっきよくよく思い出してみたら、なぜかいつもごいっしょするのは、カレーですよね。(笑)カレーのtommyさん。
前回もトイレ改装の都合で餃子の予定がカレーを食べに。(笑)

わたしには、数少ない懇意にさせていただいている殿方に3人もto-mi-i さんと呼ばれる方が!!

tommy とみー tomizo

私が、TONIY TONI TONE' が好きなこととは関係ないと思います、多分。

そして、さらに10年前から気になってたんですが、「House of Music」の1曲目、「Thinking of You」のサビが、

♪あべっさん、暇?~、阿部っさん、ヒマ?~?、今~?♪
(はっ!ヒマです!いつでも飲みに行きます!)

とどうしても聴こえるのとも、まったく関係ないと思います、多分。

ホントだってば!!聴いてみて。
残念!Amazonの試聴は肝心のフレーズの直前で終わってる。
CD貸しますから~。

っていうか、思い出したついでにソラ耳アワーに応募しようっと。

投稿: あべこ | 2008/05/03 01:17

ちなみにコメントをつけていらっしゃるtommyさんは私ではありません。

>tommyさん
同意です。

投稿: とみー | 2008/05/01 12:44

年功序列!tommyさんの発言になんだかびっくり!
それは、年下の人だったら敬う要素が減るということでしょうか。
不出来でも人生経験が少ないから許す、みたいなのがあるのでしょうか。(ガイジンの質問のようかしら・・・)

わたしは、この人、肌キレイだけど、いくつくらいなんだろう?
すごい年齢だったら、何食べてるのか?何してるのか?それをぜひ教えていただきたい!と思いますねぇ(笑) 

それと。見た目お年を召していて貫禄あって人生の先輩だなぁと感じられる人が、社会の先輩としてふさわしくないお手本を示したときなどは、がっかりしますね。
そういうのを正しく判断すべく (見た目ではなく) 、年齢をきくんですかねぇ?

それにしても、おしゃれ雑誌を装った女性週刊誌を知ることができてよかったです^^
ありがとございます♪

投稿: ぽー | 2008/04/30 00:17

VERY、あたしもビックリよ!a●a●同様、しばらく目を離したスキに、
すっかりファッション雑誌のスタイルを借りた、体のいい女性週刊誌化しているように感じました。(言い過ぎ?女性週刊誌、a●×2&VERY、ともにゴメン!)
読者と共にメディアも年をとるとどうしても行き着く先はそっち方面なのからしら・・・。ある意味年取るとかざりっ気がなくなり、正直になるのかしらね~。

年齢を気にするというよりは、「横並び」を気にするゆえではないかと思います。
自他ともに「ひとなみ」かどうかというのが、成長度合いにしろ幸福感にしろ、まずは基本の重要ファクターにどうしてもなりがちなんだと思います。
これぐらいの年代であれば、こういう状況が「普通」っていうのを気にしがち。
なぜって、多分簡単に安心できるから。

私は私って、人に何と言われようが、周りと違おうが、
自信を持ち続けるのってすごい強さがいる。
だれかの共感とか賞賛が少ないというのは、時に不安になります。

今の30代~40代くらいの女性って、社会的にもいろんな選択肢が出てきて、個々の価値観が認められやすくなった中でおとなになった世代だけど、親の世代に教えてもらった価値観はちょっと違う場合がほとんどだし。
そして、女子の場合子産みとか結婚の選択については、リミットとか機会が減るというのは現実なわけで。
自分の選択への自信と、すりこまれた価値観と、限りある時間の現実、この辺のところで、賢くなったがゆえに揺れている、そこが人間らしくてかわいい30女なんだと思います。
(自分で言うな(笑))

年齢をすぐ聞く、っていうのは、ひとは危険回避のために、物事を事前にある程度カテゴライズして、対応方法を検討しようとするからではないかと思います。

年齢これくらいだと、だいたいこういう感じの世代で、自分が敬うべきか大きく出ていい相手かどうか、どっちの可能性が高いか無意識に事前リサーチをしているのかも。
先のたいてい「横並びがすき」という前提があるので、年齢から判断するっていうのがわかりやすいっていう感覚なのかもねぇ。

まあ、いずれにしろ、その辺の臆病さ加減が人間らしくてわたしはいとおしいと思ったりもします。でも年で中身を判断されたときはやっぱり、気恥ずかしかったり不愉快だったりするんですけどね。

投稿: あべこ | 2008/04/27 23:12

年齢を聞くのは、年功序列社会だからじゃないですか?
よい言い方をすれば、目上の人は敬わないといけない、
ということです。悪い言い方をすると----。
血液型は、話のねたとして?

投稿: tommy | 2008/04/27 08:29

VERYってそーいう本なのですか!!
面白い・・・。不思議思考とか、ぐるぐるして論点を変えていく斬新スタイルとか、「おんなってわからないな」という男性の視点に配慮している、とか(笑) そんな感じ?

年齢についてですが、わたしも、肌の衰えやら、体力の消耗とか、いろいろ気になるところはあるけど、年とっても可能な限り美しく、内面からでてくる教養とか余裕とか品みたいなのを備えたいなぁと思うのであるよ。

年齢にこんなにこだわるのは日本特有らしいですよ。
妹がいっていました。 年齢きくのは日本ジンだけだと。
そういう行為は失礼で、 年齢なんて 関係ないのに、と。

なるほどね。 何のために、ニホンジンは年齢とか血液型をきくのだろうか(笑) ね?

投稿: ぽー | 2008/04/25 00:12

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