口どめの記憶
↑まるで、チョコレートの商品名みたいだ。
おいっ、それは、「口どけの記憶」だろっ。
って、そうそう、あれは10年前のこと、
とっても、あまくてせつない思い出・・・
おいっ、それは「口づけの記憶」だろっ。
と、山田くんに座布団全部とられたところで。
先週、調子にのって飲み過ぎました。
若いときのように、飲み過ぎてゲーゲーやって次の日も気持ち悪くてレロレロでっていうのは、
近年さすがになくなりましたが、年を重ねてならではなのか、新しい困った現象が。
記憶が点線状態になりがちなのです。
先週も、翌朝めざめて、ハッとしました。
「うっ、またやっちまった・・・」
やたら昨夜は上機嫌だった、楽しいお酒だった、いつにもましてよくしゃべった。
うーん、後半戦の話題が思い出せない・・・うーんおひらきはどうして、どうやって駅まで行ったんだっけ・・・
あ、でも別れ際はちゃんと覚えてる、大丈夫、電車の降り際に、機嫌良く同僚にちゃんとバイバイして、ひとりで電車乗り換えて帰ってきた、よしよし。
バイバイのとき自分で何て言ったかもおぼえてるぞ!
「今日は楽しくて、なんだかしゃべりすぎちゃったわー。もー、ぜったいみんなに言わないでね!絶対ナイショだよ。ぜったいね!」
・・・・・・。
何を口止めしたつもりだったんだ??
そもそも、わたしにひとに言われちゃ困るような秘密なんて今あったけか・・・
あー、あー、口止めしたことは思い出せるのに、
そもそも、何を話したのかが思い出せない。
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