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2009年11月

地味、変で

先日、家の近所にある「豚丼」と大きく書いた看板が、前から気になっていたお店に行ってみた。

住宅街の中にポツンとある不思議な雰囲気なのだが、その和風のお食事処といった店構えとは予想外に、店内はせいぜい7~8人でいっぱいのカウンター席だけで、壁一面には、ローリングストーンズやらジミー・ヘンドリクスのポスターがところ狭しと貼られ、何本かのギターが狭い店内の隅に置かれた、ライブバーと定食屋がいっしょになったみたいな意外な雰囲気だった。

けっして、流行のダイニングバーなんて言い回しは似つかない、どっちかっていうと人ん家の台所。

お客さんはみんな、マスターを慕って来てる近所のいつもの顔馴染みという感じ。ニューフェイスの私たちもお酒が進むにつれ、すっかり話の輪に入りあっという間にみんなともだち!状態に巻き込まれていた。

「ねぇーマスター何か弾いてよー」
と50代くらいの女性が、いつもの展開という感じでおねだりをする。
「えぇ~・・・」と渋るポーズでクルーなそぶりをするリクエストを受けた店主、
・・・ではなく、なぜか私の隣の席の、地味なスーツ姿の、さっき「ボクはもう還暦」といっていた男性が、キラりと表情を変え、嬉しそうに浮き足立つのを見逃さなかった。

「じゃあ、何かやろうよ、マスター」とそのみんなから「センセイ」と呼ばれていたおじさまが壁にかかったアコースティックギターを嬉しそうに手に取りながらマスターを促し、そこからは、お店の空気は豚専門小料理屋からちょっとしたライブバーに様相を変えた。ビートルズとかも交えていたけど、予想を裏切らずジミー・ヘンドリクスのナンバーが続く。
最後は弾き慣れたおハコという感じの「Little Wing」だった。けっこうカッコイイ。

マスターは歌も上手でなかなかなだったけど、意外や意外、地味な飲んだくれのオジサンだと思っていた「センセイ」はかなりの腕前らしかった。

演奏の後は、もうすっかりギター&ロッカー話でみんな意気投合して、どのアーティストはどうだった、こうだったとかいう評論で盛り上がっていた。

「エリクラがさー歌ったときにはさぁ・・・」

「でも、アコギでジミ・ヘンはやっぱきついわ・・・」

どうしてなんだろう、なぜか必要以上に略したがる。
女子高生と相通ずる(^^;

店を出たあと、ギター方面にあかるくない連れが
「あのさ、アコギってアコースティックギターのこと言うんだ・・・。阿漕な商売とか、そういう話してんのかと思っちゃった、あたし。」と言っていた。

私も、最初聞いたときはそう思った!

「阿漕で、地味!変!」

どんな悪口だ!

調べた。おいら達の感覚は江戸時代らしいぜ。
現代人は、アコギっていえば、アコースティックギターが普通らしい。

ところで、「センセイ」は何度も、アラフォー独身女子2人組の私たちに向かって、

「何で独身なの?」(あたしも知りたいよ!!)

「幸せ・・・、ってほら幸せとか決めちゃ行けないんだけど、幸せになりたいとか思わないの?」
(って、決めつけてるじゃん!あたし十分今幸せなんですけど)

と何度も絡んで来た。
その年代にしてロッカー気取りが自慢げでしたが、案外保守的なのね。

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お子様らんち

東急キッズプログラム っていう東急電鉄が定期的に実施している、ファミリー向けキャンペーンイベントがある。

あっ、ごめん、よく見たら、申し込み〆切り一昨日だった! 使えない話で恐縮ですが・・・

まあ、このプログラムったらすごい。

要は、手広いジャンルの企業を傘下におさめている電鉄会社ならでは、
東急グループの様々な会社のお仕事をキミも体験してみよう!っていうような内容。
参加対象は小学生限定。


電車の運転手や駅員体験、開通前の地下トンネルを鉄道整備員になったつもりで歩けるなんていう、電車やさんならではのプログラムも、プチ鉄子の血が騒ぐが、

東急ホテルズのパティシエにケーキも習えるし、ラジオDJもできるし、野菜の収穫から、そば打ち、そしてなんと狂言師のまねごとまで出来るのだ!!


うらやましいぞ、キッズ!
おばちゃんにもやらせて-!
こどもだけだなんて、ずるーい。


かなりおとなになってからも、ときどき、レストランのお子様ランチのメニューを見て、うらやましく思うことがある。
おんなんじだ、おんなじー

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廃品回収

今日のような穏やかな休日のある午後、知人の母娘の会話から。

開け放った窓から、爽やかな秋風とともに、遠くから廃品回収の声が流れてくる。

「ご家庭でご不用になりました~、電気製品、大型家具、何でも回収いたします~
壊れていてもぉ~結構です、
鳴らないステレオ~
動かないバイク~
重たいインコ~・・・・

えっ?何?今なんて言った?

重たいインコ、ってなに?

何?今太りすぎで手におえなくなったインコとか、もしかして知らぬところで、肥満化犬猫とか同様に、もてあましてる家庭がふえてんのか?

???

と思っていたら、再び、

「鳴らないステレオ~、
動かないバイク~、
重たいウンコ~
なんっでもぉ~、回収いたします・・・」

エエエェェェェェェ!?

聞き間違えた?えっ、ウンコぉ?
って、何でも回収って、そりゃ廃品だけど汚物も引き取るってこと?
っていうか、この水洗化ほぼ100%の都内で、糞尿回収ってどういうこと?

・・・。

冷静に音声を頭のなかで反芻して、よくよく考えたら、多分、正解は、

「重たい金庫」だった。

とんでもない馬鹿げた聞きまつがいをしたのが自分でもおかしくて、

「わはは、今お母さんさ、重たいキンコが、重たいインコとかウンコとかに聞こえて考えちゃったよ、あはは!」

といっしょにお茶を飲んでいた傍らの娘に言ったら、

「ああ~。あたしはてっきり、重たいチンコっていってるとばかり思ってたよ。」

と、花の16歳が言った。


まあ、おねぇさんにいわせると、お軽いチンコは廃品回収されちまえ!と思うけどね。
キミにはまだ早いね。


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カウンターパンチ

さて、昨日グゥでなぐりたいけど、グゥの音もでないあっぱれなコメントをした年下男子同僚と、近頃、こういう系の抱き枕が、2D女子指向の殿方達の間で人気をよんでいるという話題になった。

いろんな絵柄をみながら、ひえぇ~萌え萌え~、きゃーエローいなんて盛り上がっていたら、

「あべこモデルの抱き枕も作って売ってみたらどうですか?」

とからかわれたので、おとなの切り返しをしてやろうと、

「抱かせてあげてもいいわよ、枕でなら。」

と言ったら、

「それいいね!サンドバックにちょうどいい。」

と、またもやカウンターパンチをくらった。

サンドバックなだけにな。

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折り返し


嗚呼、やっと今週も水曜日まで来ましたね・・・

後ろ向きで情けないが、ひたすら週末までの日数を数えながら、しんどい仕事を毎日がんばる日々。


週中盤まできた本日、最終スケジュールの長い打合せをやっと終え、ふぅ~と伸びをしながら年下男子の同僚に、

「はぁ~、やっと折り返しだねー」

と言ったら、

「人生のですか?」

と切り返された。

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残念男子

残念男子の○○くんがね・・・」

と先日同僚が、何気なく発した言葉である。

その○○くんのイメージを思い浮かべ、なんともウマい形容と感心してしまった。


最近「残念な子」とか「残念な男」とか、そういう表現がちょっと流行ってるみたいで、明確ではないけど「天然ボケ」っぽい意味がどうやら強いようだが、「残念男子」はちょっと違うニュアンス。


■2枚目、3枚目は問わないが、往々にして聡明で物事に対してのセンスもよく、大抵仕事も出来るほうで、趣味も広かったり自分の世界を持っていたりしてなかなかイイ男子である。

■コミュニケーション能力も比較的高く、優しくていい奴である、というかむしろ、すごいいい奴である。

■・・・が実は、けっこうナルシストだったり、妙なところで頑なだったりとひとり善がりなところがあり、意外と取り扱いに注意がいる。

というのが「残念男子」の要素だが、何、そんなの普通のひとじゃん・・・と言うなかれ、

残念男子」を決定づける、重要な共通ファクターは、

ちょっとめんどくさい」「ちょっと、イラッとさせる」そんな男子と定義づけてみたが、どうだろうか。
伝わるだろうか。

常にイライラさせる、いつもめんどくさい問題児はこれに含まない、ただのダメ男であるので注意。


特に、いろいろ分別ついてわきまえ方も上手になって、けっこう自分に自信もついてきているのと裏腹に、男ざかりのオス競争の真っ只中、オレのプライド維持に少々焦心ぎみなアラサー男子に多く分布しているように思うのよねー。


どうかしら、残念男子


あ、これ、友人h嬢&あべこのオリジナルだから、商標登録予定だからさ、
Tシャツ印刷するときは、ご一報くださいね。

ところで、気付いたんですが、

この「残念」具合が、個性として魅力的に見えるのを「恋愛」といい、

鼻についてくるのを「冷める」とか「倦怠期」とかいうのでしょうね。

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トレーニングのトレーニング


Wii Fit Plusを買った。

からだ測定、何度やっても
「アッ、右ジュウシンデスネ・・・」
と言われる。くやしい。

今日は、めずらしく朝礼とか防災訓練とか立ちっぱなしの予定が多い。
話をきいている間、ちょっぴり退屈だったので、
そうだ、左重心の訓練をしようと思って、
そっと右足をちょっとだけ上げて片足立ちをキープるす練習とかしていた。

が、
よく考えてみたら、Wii Fit自体がそもそもトレーニングソフトだ。

トレーニングのためのトレーニングをしている自分がアホだなと思った。

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